今回の夜の部は通し狂言で、東京から始まり、博多、名古屋、と続いて最後になにわの街での上演。
実に270年ぶりで、初演は何と道頓堀だったという驚きの事実。 口上で主演の海老ちゃんがストーリーの説明と、上記の事を語られた。 実は4年前にこの初演を観に行ってます。 歌舞伎観劇初心者だった当時、意味ごとはさっぱりわからず仕舞いで、ただ面白かったのを覚えてます。
少しは理解出来たか...な。(笑)
成田山別院が寝屋川市にあり、お不動さんの像が2Fロビーに飾られていた。なかなかお顔つきが良かったわ。結構お参りに来ていたなぁ。残念ながら、真正面から撮りませんでした。(苦笑)
大阪松竹座 壽初春大歌舞伎・昼の部 16:30~ 1等席
通し狂言 雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)
市川海老蔵五役相勤め申し候
発 端 深草山山中の場
序 幕 大内の場
二幕目 小野春道館の場
三幕目第一場 木の島明神境内の場
第二場 北山岩屋の場
大 詰第一場 大内塀外の場
第二場 朱雀門王子最期の場
第三場 不動明王降臨の場
鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子 海老蔵
安倍清行
不動明王雲の絶間姫 扇 雀
文屋豊秀 右 近
腰元巻絹 笑 也
小野春風 宗之助
秦秀太郎 吉 弥
八剣玄蕃 市 蔵
関白基経 門之助
秦民部 右之助
小野春道 翫 雀
東京では2等席、今回は1等席の花道側でバッチリ拝見!
5役の海老ちゃん、過去の事は払拭して気を改めてお勤めしていた。
序幕で一部省かれていたかも。 鳴神上人が確か出ていたはず...。
清行の年齢と外見に合わずの行動に爆笑! 陰陽師なのにねー...。

いちばん合ってるのが弾正じゃないだろうか。 「毛抜」で秀太郎、腰元の巻絹に言い寄って近づくが、あっさり
フラれてしまうトコロは楽しんでるようだったし、「雷神」では、雲の絶間姫とのカラミはかなーり官能的で
「ドキッ!」してしまった。 扇雀さんも悪くはないが、色気がもう少し欲しかったかも。
個人的には芝雀さんで観たかったなぁ。 ムンムンだったし。
秀太郎と錦の前の配役は、ちょっとムリがあるのでは。 若侍とお姫様なのに、そのキャラに合わせた配役を
して欲しい。![]()

文屋豊秀を演じる右近さんの出番がたっぷりあったのは嬉しかったわー♪ 大詰の立ち回り、刀の音が「ぶぅん!」と鳴ってた。ただ、豊秀は弾正へ命を下してるのに、一緒に出て来ないのは何で?
巻絹の笑也さんは「毛抜」だけの出番だったけど、クールビューティーでありつつも、いつもの透明感を控えて、色気を前面に出すようにしていたと思う。 新しい笑也さんを発見したかも!
ストーリーが面白いし、楽しい通し狂言だった!